なぜ『ヴァイガルド防衛戦』なのか?
一昨日は鳥肌が立ちながら約4時間ぶっ通しでメギドやってたせいでだいぶテンションがおかしい投稿してましたね…
6章3節を推しと振り返る※ネタバレ注意※ - 140字以上書けるツイッター /
— 小町 (@komachi224_) 2019年4月30日
興奮冷めやらぬうちに書きました。
駄文ですが、一ミリでもアムドゥスキアスの魅力が伝わるといいな…
https://t.co/N7RnC6FjUz
今回は6章のタイトルである『ヴァイガルド防衛戦』について考察します。
皆さんこのタイトル、疑問に思いませんでしたか?今までだってソロモンはヴァイガルドの防衛頑張って来ましたよね?どうして今更こんなタイトルがつけるんだろう、と。それについて考えていきます。
メギドで配信されているメインストーリーは現在1章から6章までですが、5章までに絞ってタイトルと大まかな流れを振り返っていきます。
1章→『辺境の剣』グロル村壊滅、エイルの死亡(6章3節でのソロモン本人曰く、一人の少年としてのソロモンは死んでしまった)
2章→『王都の盾』シバとの出会い、護界憲章防衛戦、結局シバとはケンカ別れ
3章→『赤い月』このあたりからストーリーが複雑化、赤い月作戦の失敗によりサルガタナスやアドラメレクらハルマゲドン派の失脚
4章→『未踏地の冒険』アンチャーター争奪戦、不死者達が仲間入り①
5章→『メギド72』ソロモン王のルーツを探るべく廃都ペルペトゥムへ、不死者達が仲間入り、メギド72という軍団の創立
なぜ5章までかというと、ここまでで一つの物語なんですよね。故郷が無くなった少年が異能の力で軍団を作る。ここまでがワンセット。宮前氏も以前そのように述べています。
1章と2章は分かりますよね。主要人物であるソロモンとシバについてです。タイトルも対になっています。
3章と4章のタイトルも内容そのまま。赤い月作戦を阻止するから『赤い月』、未踏地にあるアンチャーターを巡ってを冒険するから『未踏地の冒険』
5章のタイトル、初めて目の当たりにしたとき「???」ってなりますよね。(少なくともぼくは、なんでここでアプリのタイトルなの?と思いました)しかしこれも最後には納得出来ると思います。ソロモンが軍団を作ってマグナレギオに議席を持つ。その軍団の名前が『メギド72』だと。
で、作った軍団の”運用”に描写が割かれたのが6章の『ヴァイガルド防衛戦』だと思っています。3節ラストでのガープのセリフがこのことをよく表していると思います。
6章ではそれまでの章と異なるところがたくさんありますが、主な点は
- 複数の戦闘が同時展開
- 幻獣化メギドによる本格進行
- 戦闘被害を受けた一般人の深い描写
の3つでしょうか。1は今までソロモンと共に行動していた追放メギドにしか焦点が当たりませんでしたが、6章ではソロモンの最前線チームと並行してアジト防衛戦とペルペトゥム防衛戦を行っていました。
そう、どちらも防衛戦なんですよね。如何にソロモン達が劣勢に立たされているかというのか分かると思います。
それは2によるものです。今までは『メギドラルから送られてくる幻獣VSそれを止めるソロモンだった』構図が、『最新技術で護界憲章に抵触せずに侵行出来るようになったメギドラルの本隊VSソロモン』ということになっています。例えば6章3節冒頭でアドラメレクがソロモンにかけた”呪い”は幻獣だとかけることが出来ません。時間遡行ゲートによるソロモン暗殺計画という複雑な作戦を(結果的に失敗したとはいえ)実行に移せたのも知能生命体であるメギドがいたから成せる技でしょう。
最後に3について。恐らく今後の章ではここまで普通のヴィータに焦点が当たることは無いのではないでしょうか。そして今章の『ヴァイガルド防衛戦』という名前にも深く関わっていると思います。7章がメギドラル編、8章は追放のクロニクル編、9章はフライナイツ因縁編と続くそうです。
8章に関しては内容が全く想像出来ないので言及出来ませんが、少なくとも7章と9章に関してはメギドラルでの戦闘がメインになるのでは無いでしょうか。そうなると6章の『ヴァイガルド防衛戦』というタイトルにも納得のいく部分が多いですよね。今までもソロモン達はヴァイガルドを防衛していたのにどうしてこのようなタイトルなのか…
この6章でヴァイガルドの人々(まだ王都周辺のみですが)が”メギドラルによる侵行VSソロモン率いるメギド72とシバ率いる騎士団による防衛”を認識します。追放メギドの面々も最後の最後で受け入れるようになりました。この章の裏主人公(だと勝手に思っている)ハーウェンと名も無き少女の成長がよくこのことを表していますよね。
つまり、この章は今までと目線が違うのです。『ヴァイガルド防衛戦』はヴィータの視点から見たものということなのです。だからこういうタイトルになるんですよね。今までソロモンが行っていたのはヴァイガルド”での”防衛。それが今回はヴァイガルド”の”防衛戦になったんですよね。
まとまりがないようですが今回はここまでで。